人気ネット番組「大学受験版令和の虎」に出演し、医学部受験資金として出資を求めた埼玉県草加市の女子高生(17)が、特殊詐欺の「受け子」役として逮捕されていたことが分かった。出資を表明していた投資家の伊澤航太郎氏(学習塾「スタディコーチ」代表)は同日、自身のX(旧ツイッター)でこの件について触れ、「この件について、変に僕に飛び火するのも面倒なのでコメントしておくと」と前置きした上で、番組出演時から出資保留までの詳細な経緯を明らかにした。
伊澤氏は投稿で次のように記した。
①大学受験版令和の虎の出演時には、彼女から伝えられる情報が全て正しいものだと思い、出資表明
②後日LINEにて契約書のやりとりをしている最中に、2ヶ月ほど音信不通になる
③その期間にご友人の方からインスタのDMで、逮捕の件および私生活についてご連絡をいただく
④運営の方にもご相談をさせていただき、事実確認ができるまでは出資はペンディング という流れです。
僕もまだ正確な情報はわかっていないので、これ以上彼女について何か言及できることはありません。
女子高生をめぐる事件は、令和7年10月6日付のネット報道などで明らかになった。宮城県警によると、埼玉県草加市在住の当時17歳の女子高生は、仲間と共謀の上、同年10月2日から3日にかけて仙台市太白区に住む80代女性宅に義理の息子を装った虚偽の電話をかけ、現金200万円をだまし取ろうとした疑いが持たれている。
警察の調べでは、共謀者の男が「自分の鞄と他人の鞄を取り違えてしまった」「200万円を立て替えてほしい」などと繰り返し連絡。女性は夫とともに仙台市内の郵便局で現金を引き出そうとしたが、局員が不審に思い警察に通報した。警察は女性の協力を得て「だまされたふり作戦」を展開し、3日に女性宅に現金を受け取りに来た女子高生を現行犯逮捕した。取り調べに対し、女子高生は「私が受け子として行ったのは間違いない」と容疑を認めているという。
番組では、9月末に家出をしたというこの女子高生が、医学部受験資金として100万円の出資を求めていたとされ、偽名を使用していた可能性も指摘されていた。
強い雨
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