SNS上で拡散している、佐野東高校の生徒と見られる人物が駅ホームから線路内に立ち入り、反対ホームへ移動している動画について、同校は事実を認めた。なお、動画上では現場はJR両毛線の山前駅(栃木県足利市)とみられる。
本紙の電話取材に対し、学校側は次のように回答した。
「SNS上の事案については事実です。本人および保護者と話をしています。」
動画では、人物が線路内を歩行し、ホームからホームへ移動している様子が映っている。映像上、ふざけた様子で移動している場面も含まれており、偶発的な転落ではなく、自ら線路内に立ち入ったうえで移動しているとみられる。
学校側は取材に対し、本件を重く受け止めている姿勢を示した。再発防止策については、「具体策はまだ固まっていない」とした上で、「SNSの使い方や危険行為について改めて指導する予定」と説明した。
また、動画の撮影や拡散についても把握しているとし、「学校外で起きたことであっても、再度強くSNS利用について注意喚起していく」としている。拡散行為も含め、情報モラル指導を行う考えを示した。
学校側は本件を教育委員会に報告済みとしている。
JR東日本 高崎支社の担当者は取材に対し、線路内への立ち入りについて「極めて危険」と述べ、強く注意喚起した。主な回答は次の通り。
・線路の横断や禁止区域への立ち入りは絶対にやめてほしい
・命に関わるため、本当にやめてほしい
・注意喚起は当社ホームページにも掲載している
・どのような状況であっても、横断という行為はやめてほしい
・万一、怪我をした場合、重大な事態となり得る。命に関わる怪我にもつながる
担当者は、学校側から問い合わせがあればしかるべき対応を取る一方、現時点ではJR側から積極的な対応を取る予定はないと説明した。利用者の安全確保の観点から、危険性を繰り返し強調した。
学校側は事実を認めたが、鉄道事業者や利用者に対する謝罪については現時点で言及していない。
曇りがち

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