国内最大級の匿名掲示板サイト「5ちゃんねる」(旧2ちゃんねる)の主要ドメイン「5ch.net」が、米国のドメイン登録業者Epik(エピック)により凍結されたことが6日、分かった。運営側は代替ドメイン「5ch.io」への移行を発表し、サービス継続を図っている。
問題の発端は、関連サイト「PINKちゃんねる」(bbspink.com)などに投稿された動物虐待を疑われる画像や動画などの違反コンテンツにあるとみられる。Epik社はこれを「重大な利用規約違反」と判断。運営者であるジム・ワトキンス氏に対し、ドメインの移管(他の業者への移動)を認めず、3月9日(太平洋標準時)をもって関連アカウント全体を永久ブロックする方針を通知した。ワトキンス氏は自身のX(旧ツイッター)でEpik社からのメールを公開。
「言論の自由」を主張する一方、Epik側は「私企業としての契約に基づく措置」として、違法コンテンツの放置に対する厳格な対応を正当化している。5ch.netとbbspink.comについては特に「違反の重大性が高い」として移管自体を拒否された。この影響で6日未明から多くのユーザーが5ch.netにアクセスできない状態に陥り、一部ブラウザではセキュリティ警告が表示される事態となった。運営側は「お知らせ」ページで「諸般の事情によりドメインを5ch.ioに変更した」と説明。
ユーザーに対しブックマークやショートカットの更新を呼びかけている。ネット上では「これで5ch終わりか」「動物虐待放置のツケが回ってきた」などの声が上がり、混乱が広がっている。一方で「.ioドメインで延命しただけ」「根本的なコンテンツ管理体制が変わらなければ再発する」との指摘も多い。
5ちゃんねるは1999年に開設された「2ちゃんねる」を起源とし、現在も膨大な書き込みが発生する巨大コミュニティとして知られる。
曇りがち
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