兵庫県姫路市の小学校と中学校に関連するいじめ事案で、被害を訴えていた生徒がその後、自死していたことが分かった。姫路市教育委員会はこの事案をすでに把握しており、現在調査を進めている。
市教育委員会への取材によると、当該事案については学校側から報告が上がっているという。また、保護者からの相談も確認されている。
教育委員会は、被害生徒が自死していることについて重く受け止めて対応しているとした上で、現在は事実関係の確認を進めていると説明した。
そのうえで、市教委はこの事案について、
市教委は現在、いじめ防止対策推進法に基づく「重大事態」に該当する可能性も含めて調査を進めており、認定の可否については調査結果を踏まえて判断するとしている。
また、調査の終了時期については、現時点で見通しは立っていないという。
小学校段階でいじめの訴え
保護者によると、生徒はいじめを小学校在学中から受けていたという。
当時、生徒は持病の治療のため医療機器を装着して生活していたが、同級生から
- 医療機器を引きちぎられる
- 低血糖時に必要なブドウ糖を隠される
といった行為があったとされる。
保護者は学校に相談したが、当時の学校側はこれを深刻ないじめとして扱わなかったと説明している。
転校後も改善しなかった状況
その後、生徒は学校を離れたが、転校後も状況は改善しなかったという。
保護者によると、以前からの人間関係が続き、無視や仲間外れが起き、不登校となったとしている。
また、進学に関わる書類では、不登校の理由が「体調不良」と記載されていたという。
学校対応と報告経緯が焦点
今回の事案では
◎ 小学校段階でのいじめの訴えを学校がどう認識していたのか
◎ 学校から教育委員会への報告がどの時点で行われたのか
◎ 自死に至るまでの経過を行政がどう検証するのか
が今後の調査の焦点となる。
姫路市教育委員会は現在、学校からの報告内容、保護者の申立て、当時の学校対応などについて確認を進めている。
曇りがち
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