13歳少年と12歳少女も関与か 春休み中に名東区・東区などで事件相次ぐ
愛知県警は4月9日、名古屋市名東区の商業施設で中学生を刃物のようなもので脅し現金を奪おうとしたとして、守山区在住の自称アルバイトの16歳少年を強盗未遂の疑いで逮捕した。市内では3日から5日にかけて中高生を狙った強盗事件が相次いでおり、警察は手口の類似性や防犯カメラの映像などから、同一グループによる連続犯行の可能性が高いとみている。
逮捕容疑は4月3日午後6時20分ごろ、名東区猪子石原2丁目の「イオン名古屋東店」で、守山区の13歳の男子中学生に対し、ナイフのようなものを突きつけ「財布持ってるなら出せよ」などと脅し、現金を奪おうとした疑い。被害者が店の従業員に助けを求めたため、少年らは何も取らずに逃走した。16歳の少年は調べに対し容疑を否認している。
同日、名東区の猪子石原中央公園では別の強盗事件も発生している。男子中学生4人が刃物のようなもので脅され、現金およそ3万円と財布を奪われた。警察は場所や時間帯の近さなどから、これらの事件についても同一グループの関与を疑っている。
さらに4月5日には、東区の「イオンモールナゴヤドーム前店」で13歳の男子中学生2人がスタンガンや果物ナイフのようなもので脅され、現金およそ1万1000円を奪われ軽傷を負った。警察はこの事件について、強盗致傷事件としての立件も視野に調べている。
同日、東区の大曽根駅近くの駐輪場でもスタンガンを使用した強盗致傷事件が確認されているほか、千種区の「アピタ千代田橋店」付近では男子高校生のカバンを奪おうとする未遂事件も発生している。
これらの事件はいずれも春休み期間中に、商業施設や公園、駅周辺といった公共の場所で中高生を狙って行われており、刃物やスタンガンのような器具を使用するなど手口にも共通点がみられる。
警察は16歳の少年のほか、13歳の少年と12歳の少女についても関与が強いとみて身柄を確保し、事情を聴いている。一部の事件では別の少年の関与も疑われており、警察はグループの全容解明とともに、追加の立件を視野に捜査を進めている。 春休み中に未成年者が凶器を用いて同年代を狙う事件が相次いだことを受け、警察は同様の被害への注意を呼びかけている。今後の捜査で、各事件の関係性や役割分担などが明らかになる見通しだ。
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