自民党の鶴保庸介参議院予算委員長が、能登半島地震に関する過去の不適切発言をめぐり、委員長職を辞任する意向を固めたことが12日、分かった。NHKは同日正午過ぎ、速報でこの動きを伝えた。
問題の発言は、2024年1月1日に発生し500人超の犠牲者を出した能登半島地震を「幸運な出来事」と表現し、被災者感情を逆なでするものとして強い批判を浴びていた。鶴保氏は一時謝罪に追い込まれたが、批判は収まらず、辞任圧力が続いていた。
今回の辞任表明は、政治家としての説明責任を果たす姿勢とされる。失言による高官辞任は日本政界では稀なケースだが、国民の不信感の高まりと政治的倫理への世論の要求が無視できない水準に達していた。
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