美女と野獣」アトラクションで幼児が負傷 安全ベルトずれにより救急搬送

10月21日午後2時30分ごろ、千葉県浦安市にある東京ディズニーランドのアトラクション「美女と野獣“魔法のものがたり”」において、2歳の男児が乗車中に安全ベルトが首にかかる状態になり、宿泊施設に搬送された。 

当該アトラクションは、踊るように動くカップ型ライドで、映画『美女と野獣』の世界観を体験するライド型アトラクション。所要時間は約8分で、ゆらりと揺れ・回転を伴う演出がある仕様である。 

■ 事故の概要

運営会社の発表によると、保護者に抱えられて乗車していた幼児が、膝の上に座っていたところ体勢がずれ、安全ベルトの位置が腰ではなく「首に掛かる」状態となったという。救助の申し出を受けたキャストが対応し、男児は救急搬送された。けがの程度については現時点で公表されていない。 

運営会社は「皆様にご不安な思いをさせてしまったことをおわび申し上げます」とコメントしている。 

■ 安全上の注意点

このアトラクションについて、公式ガイドでは「乗り物にひとりで座って安定した姿勢を保てない方はご利用になれません」と記載されている。  また、専門情報サイトでは「安全バーやシートベルトがお腹や首に当たらないよう注意が必要なアトラクション」として挙げられており、幼児の同伴利用においても保護者との体勢・ベルト装着の正しさを確認することが推奨されている。 

■ 今後の対応と利用者への呼びかけ

運営会社および東京ディズニーリゾートは、本件を受けて安全確認および乗車状況の見直しを含む調査を進めていると報じられており、利用者に対して「乗車時にはキャストの案内に従い、保護者による幼児の体勢維持と、安全ベルトが適正な位置に装着されているかを確認してください」と呼びかけている。 

また、幼児や膝上乗車のケースでは、ライドの揺れ・回転動作の特性を踏まえ、体勢変化のリスクを含めて事前に体調・利用可否の判断を行うよう専門サイトでもアドバイスされている。 

■ 利用者の視点と留意点

利用者側でも「膝上に幼児を抱えたまま乗車する」形式では、保護者・幼児双方の体勢安定が確保されづらいことが指摘されており、座席にひとりで安定して座ることができない場合はライド利用を見送るほうが安全とされている。実際に、幼児の体重変化や動きによって安全ベルトの位置がずれるリスクがあるため、ライドの揺れを伴う演出中には特に注意が必要とされる。

■ 今後の課題

今回の事故は、テーマパークにおけるライド乗車中の安全確保の観点から、幼児連れの利用条件や乗車体勢、保護者の抱え方の明確化・再周知の必要性を改めて浮き彫りにした。運営側としては、幼児・膝上乗車利用者に対する案内強化や、キャストによる体勢チェックの仕組み整備が求められる。

利用者としても、幼児を連れての利用時には、膝上乗車のリスクを理解し、体調や体勢、ベルト装着状況を確認した上で安全に楽しむ姿勢が重要である。

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