愛知の建築業「タイコウハウス」自己破産申請へ 負債30億円、不動産市況悪化と資材高騰が直撃

愛知県豊橋市に本拠を置く木造住宅建築業の「タイコウハウス株式会社」が、1月14日までに事業を停止し、事後処理を弁護士に一任した上で、自己破産申請の準備に入ったことが分かった。負債総額は約30億円に上る見通し。

同社は昭和45年(1970年)、「泰広商事株式会社」の商号で設立。愛知県東部から静岡県西部を主な営業圏として、木造住宅の建築工事を中核に事業を展開してきた。住宅建築に加え、店舗の建築や土地造成、霊園事業にも進出し、豊橋本社のほか岡崎支店、浜松支店を開設するなど、事業規模を拡大していた。

しかし、景気低迷に伴う不動産市況の悪化で受注環境が厳しさを増し、業績は次第に低迷。その後、新型コロナウイルス感染症の影響や建材価格の高騰が重なり、採算性が大きく悪化した。資金繰りは急速に逼迫し、これ以上の事業継続は困難と判断したとみられる。

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