大阪府内で、中学生複数人が小学生を海に突き落とす重大な暴行事件が発覚し、警察が捜査に着手したことが18日、分かった。SNSで拡散された衝撃的な動画をきっかけに、奈良市議のへずまりゅう(原田将大)氏が現場の特定や警察への情報提供を実施。加害者グループの過去の迷惑行為も次々に明るみに出ており、少年法の限界や教育現場の隠蔽体質をめぐる議論が再燃している。問題の動画は17日までに告発系アカウントで拡散され、瞬く間に広まった。
映像には、加害者とみられる中学生らが被害の小学生を後ろから羽交い締めにして首を強く圧迫する場面が映っている。その後、抵抗が弱まった被害児童を大阪湾沿岸部とみられる海に突き落とし、もがく姿を、加害者側がスマートフォンで撮影しながら「溺れてる」「ヤバイヤバイ」「泣いてる〜」などと嘲笑する声が確認できる。
奈良市議のへずまりゅう氏は18日、自身のXで「【最新情報】虐め(殺人未遂)の件で警察に情報提供をして参りました。今回の首絞め海突き落とし事件については警察がもう既に動いています」と報告。さらに同日、「【ご報告】虐め(殺人未遂)の現場を特定しました。海に突き落とされた子供は本当に苦しかったと思います。近くには陸に上がる階段もなくロープにしがみ助けを求めるしかなかったはずです。絶対に許さんからな」と現場写真付きで投稿し、強い怒りを表明した。
へずま氏によると、加害者グループは以前から問題行動を繰り返しており、西成区内のホームレスを侮辱するなどの行為のほか、大手コンビニエンスストア「ファミリーマート」の店舗内に自転車で侵入する迷惑行為も常態化していたという。同氏はその現場にも足を運び、「向こう側に出入り口があるからと言って店内を通り抜けるのは常識が無さすぎる。以前から店長さんが学校にクレームを入れても解決しない」と投稿している。
あしたの経済新聞が取材した大阪府内の刑事事件を多く扱う弁護士は、コンビニへの自転車侵入について「威力業務妨害の構成要件に該当する可能性が高い」との見解を示した。
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