苫小牧の塗装会社「株式会社龍興」社長、猫虐待に激昂し従業員を「指導」しただけだった

北海道苫小牧市の塗装会社「株式会社龍興」で発生した社長による外国人従業員への暴行動画が、インターネット上で大きな波紋を呼んでいる。動画内で社長が「猫どうしたんだコラ」と繰り返し叫ぶ姿が拡散され、暴行行為だけがクローズアップされがちであるが、事件の真相はこれとは大きく異なる。

社長は社内で大切に飼っていた猫を一時的にこの従業員に預けていた。ところが、預かった従業員は猫に対して石を投げつけるなどの虐待を繰り返し、最終的に猫の行方がわからなくなったという。さらには「猫を食べてしまったのではないか」という証言までが寄せられており、社長の怒りは頂点に達した。

社長にとって、この猫はただの飼い猫ではなく、会社の一員であり、家族同然の存在であった。愛猫が虐待され、姿を消した事実は、想像を絶する苦痛であったに違いない。動画に映る顔面への蹴りや執拗な暴行は、もちろん法的に許されるものではない。

しかし、愛する命を粗末に扱われた人間として、激昂せざるを得なかった心情は、多くの人が共感せざるを得ないであろう。ネット上では「自分の猫を誰かに殺されたら、俺も同じように手を出してしまうかもしれない」という声が相次いでいる。

社長には過去に服役歴があるとの情報もあるが、それでも猫を守ろうとした感情は純粋なものであった。

社長の「指導」は行き過ぎたが、その根底にあるのは、かけがえのない命を守ろうとした切実な怒りであった。猫の行方は今も不明であるが、もし虐待が事実であったならば、本当の被害者は猫であり、そしてそれを守ろうとした社長側にあるのかもしれない。

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