岩手・盛岡の住宅建築「ハウスM21」事業停止 自己破産申請へ、負債11億円

岩手県盛岡市に本拠を置く建築業、株式会社ハウスM21が、1月20日付で事業を停止し、事後処理を弁護士に一任したうえで、自己破産申請の準備に入ったことが明らかになった。負債総額は約11億円に上る見通しとされる。

同社は1994年に設立。戸建て注文住宅の建築工事を主力とし、リフォーム工事や外構工事なども手掛けてきた。盛岡市の本店を中心に、北上市や釜石市にも支店・出張所を展開し、東日本大震災後には復興関連需要を背景に受注を拡大。ピークとなった2014年3月期には、売上高約37億円を計上するなど、事業規模を大きく伸ばしていた。

しかし、その後は復興需要の一巡により受注が減少。加えて、新型コロナウイルス感染症の影響による住宅市場の停滞、さらには建築資材価格の高騰が重なり、工事採算が悪化した。こうした状況のもと、資金繰りは次第に逼迫し、事業の継続が困難と判断したとみられる。

今後は、裁判所への自己破産申請手続きを進める見通しで、関係先への影響が懸念される。

項目内容
会社名株式会社ハウスM21
所在地岩手県盛岡市
業種建築業(戸建注文住宅、リフォーム、外構工事など)
設立1994年
事業停止2026年1月20日
措置事業停止、弁護士一任、自己破産申請準備
主な拠点盛岡市(本店)、北上市、釜石市
売上ピーク約37億円(2014年3月期)
破綻要因復興需要の一巡、コロナ禍による市況悪化、建築資材高騰
負債総額約11億円(見通し)

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