【破産】「ファミリーマートさとう」が自己破産へ 売上30億円の地場スーパー 負債8.8億円 <<同名大手とは無関係>>

青森県むつ市に本拠を置く老舗スーパーマーケット経営の「有限会社ファミリーマートさとう」が、4月3日付で事業を停止し、事後処理を弁護士に一任したことが明らかになった。今後、青森地方裁判所へ自己破産を申請する方針で、すでに準備に入っている。2024年3月期末時点での負債総額は約8億8000万円にのぼる。

同社は1970年に創業し、地域密着型の食品スーパー「ファミリーマートさとう」として、むつ市内に2店舗、大間町に1店舗を展開。地元住民の台所を支える存在として長年親しまれてきた。生鮮食品を中心に幅広い商品を取り扱い、2012年3月期には売上高30億円超を計上するなど、一時は安定した経営を維持していた。

しかし近年、全国規模で拡大する大手スーパーやコンビニエンスストア、さらにドラッグストアの食品販売参入など、同業他社との競争が激化。売上は年々減少し、経営は悪化の一途をたどった。2010年代後半以降は債務超過状態に陥り、資金繰りも厳しくなるなか、店舗の閉鎖や経費削減などで再建を模索したものの、抜本的な回復には至らなかった。

最後まで営業を続けていた2店舗も今回の事業停止により事実上閉鎖される見込みで、地域住民への影響は大きいとみられる。

なお、同社の名称は大手コンビニエンスストア「ファミリーマート(FamilyMart)」と酷似しているが、両者は一切の資本・業務関係がなく、全く別の企業である。商号の「ファミリーマート」はあくまで地域独自の屋号であり、何ら関係ない。 #事業 #ビジネス #ニュース

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