不動産投資事業などを手がける東証スタンダード上場の株式会社レーサム(本社・東京都千代田区霞が関)を創業した元会長の田中剛容疑者(70代)が、覚醒剤取締法違反などの疑いで警視庁に逮捕されていたことが13日までに分かった。関係者によれば、田中容疑者は都内の高級ホテルで女性とともに覚醒剤を所持していた疑いが持たれている。
田中容疑者は一時期、都内の著名人や芸能界関係者との関わりも取り沙汰されるなど、不動産業界においては「業界再編のフィクサー」とも目される存在だった。今回の逮捕により、その華麗なる経歴は一転、法の裁きを受ける立場となった。
関係者の話によると、田中容疑者は複数回にわたり、女性とともにホテルに宿泊し、違法薬物を使用していたとみられる。警視庁は覚醒剤の入手経路や共犯者の有無についても慎重に調べを進めている。
株式会社レーサムは、1992年設立の不動産投資会社で、霞が関コモンゲート西館の36階に本社を構え、宅建業や不動産鑑定業、建築設計、金融商品取引業など幅広い免許を保有。連結純資産は624億円超(2024年3月期末時点)とされ、不動産業界内では一定の影響力を持つ企業として知られていた。
記者(西元翔栄)
曇りがち
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