アスエネ、三井住友銀行のGHG見える化事業「Sustana」を統合 脱炭素クラウドでアジア首位へ シリーズC2調達も実施

CO2排出量の「見える化」サービスで国内トップのアスエネ株式会社(本社:東京都港区、CEO 西和田浩平)は27日、三井住友銀行(SMBC)のGHG排出量可視化クラウド「Sustana(サスタナ)」事業を取得し、自社の「ASUENE」事業と統合する最終契約を締結したと発表した。また、三井住友フィナンシャルグループ(SMBCグループ)を引受先とする第三者割当増資と株式譲渡をシリーズC2ラウンドの一環として実施。戦略的資本・業務提携を一層強化する。

この統合により、アスエネはCO2排出量可視化サービスにおいてアジアNo.1の地位を確立。今後はグローバル展開を本格化させ、「サステナビリティデータ × ファイナンス × AI」分野における世界No.1のクライメートテック企業を目指す方針を明らかにした。


「見える化」から世界を変える、SMBCと令和の“薩長同盟”

本件は、CO2削減やESG対応の重要性が世界的に高まる中、見える化に強みを持つアスエネと、脱炭素金融を担うSMBCグループの連携を一層深めるものだ。これにより、国際的なサステナビリティ報告基準(ISSBやCSRD)に対応した支援体制を整備し、企業の脱炭素経営を包括的に支援する。

アスエネの西和田CEOは、「令和版の『薩長同盟』ともいえるこの連携を通じて、日本からアジア、そしてグローバルに向けて脱炭素社会の変革を牽引する」と力を込めた。


成長を続ける「ASUENE」 累計導入1万社突破

アスエネは2021年から提供しているCO2排出量見える化クラウド「ASUENE」において、導入企業は累計10,000社を突破。成長率はARRベースで95%増と急拡大しており、ESG評価クラウド「ASUENE ESG」では評価対象企業数15,000社以上、排出権取引所「Carbon EX」も登録1,500社以上で国内No.1の座にある。

さらに、2025年4月には英国に「Asuene Europe Limited」を設立し、既存のシンガポール・米国・フィリピン・タイとあわせて5カ国目の海外拠点を開設。世界最大の環境規制市場である欧州進出を加速させる。


資金調達でさらなる成長へ C2ラウンド1stクローズ完了

本件にあわせ、SMBCグループを引受先とするシリーズC2ラウンドの1stクローズによる資金調達も実施。調達額の詳細は非公表だが、累計調達額は75億円を超える

今後は、ESG人材転職支援「ASUENE CAREER」や第三者検証サービス「アスエネヴェリタス」、API連携基盤「Anyflow」など周辺事業との連携も視野に入れた多面的な展開で、企業の脱炭素経営に包括的に寄与する構えだ。


【企業概要】

  • 社名:アスエネ株式会社
  • 代表者:Founder 代表取締役CEO兼COO 西和田 浩平
  • 本社:東京都港区虎ノ門1-10-5 KDX虎ノ門一丁目ビル WeWork 4階
  • 資本金:75億2,700万円(資本剰余金含む)
  • 設立年:非公表
  • 事業内容:CO2排出量の見える化・ESG評価・カーボンクレジット取引・環境人材プラットフォームなど
  • 拠点:日本、米国、シンガポール、タイ、フィリピン、英国
  • URLhttps://corp.asuene.com

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