新光商事株式会社(東証プライム上場、8141)は30日、2026年3月期の通期連結業績予想および配当予想を上方修正すると発表した。業績予想の見直しは、同日発表した子会社化案件が主な要因とされる。
業績予想の修正後の数値は、売上高が前回予想の1,000億円から1,075億円へと7.5%増加。営業利益、経常利益ともにそれぞれ42.9%増の10億円となり、親会社株主に帰属する当期純利益も32.7%増の7億3,000万円に引き上げられた。
これは、日本電気株式会社(NEC)傘下の株式会社シミズシンテックを完全子会社化することに伴い、同社が第2四半期以降の連結対象となるため。シミズシンテックの業績寄与が、通期予想の押し上げ要因になると見込まれている。
併せて配当予想も引き上げられた。第2四半期末配当は従来の4.5円から6円に、期末配当は5円から6.5円にそれぞれ1.5円増額。年間配当は12.5円となる。これは「連結配当性向50%を目途に、安定的かつ成長に応じた還元を行う」という同社方針に基づく措置だ。
新光商事は「株主還元と成長投資の両立を目指し、引き続き企業価値向上に努める」としている。今後の業績動向や追加の開示が注目される。
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