繊維大手のクラボウ(東証プライム上場、3106)は4日、子会社の防熱工事に関連して損害保険ジャパンから総額約36億円の損害賠償請求訴訟を提起されたことを明らかにした。訴状は6月3日に受領。東京地裁において係争中だという。

問題の火災は2022年6月、茨城県稲敷郡阿見町のSBSフレック株式会社・阿見第二物流センターで発生。クラボウの化成品事業部が防熱工事を手がけていた。同施設の所有者であるSBSフレックは保険会社から保険金の支払いを受けた後、損害保険ジャパンが代位取得した請求権を行使し、クラボウを含む関係3社を相手取り訴訟を提起したという。
請求額(遅延損害金除く)は36億6049万8560円。クラボウは「訴訟の内容を精査し、代理人弁護士を通じて適切に対応する」としている。現時点で業績への影響額は不明で、影響が判明次第速やかに公表する方針だ。
同社は既に、SBSフレックから提起された別の損害賠償訴訟でも対応中としており、「引き続き弁護士を通じて適切に対応する」としている。
小雨

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