西日本旅客鉄道(JR西日本、本社・大阪市北区)は5日、2026年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算を発表した。売上高は前年同期比6.0%増の4270億5900万円、営業利益は同8.9%増の633億600万円、経常利益は同8.1%増の597億5400万円と堅調に推移した。親会社株主に帰属する四半期純利益は488億4200万円で、27.6%の大幅増となった。
鉄道利用の回復に加え、不動産や流通分野も堅調に推移。コスト管理の徹底も奏功し、増収増益を確保した格好だ。
財務基盤は安定 新規子会社も連結
第1四半期末の総資産は3兆6921億円、純資産は1兆2798億円。自己資本比率は31.3%と、前年同期末からほぼ横ばいで推移している。今期からは、宿泊特化型ホテル事業を承継した「JR西日本ヴィアイン」が新たに連結対象となった。
セグメント別動向
事業別では、鉄道などの「モビリティ業」が引き続き業績をけん引。流通業は566億円、不動産業は644億円と安定的に推移した。一方、旅行・地域ソリューション業は43億円の売上高にとどまり、6億円の赤字を計上している。
配当予想は据え置き 株主還元も強化
通期業績予想は、売上高1兆8200億円、営業利益1900億円、純利益1150億円と従来見通しを据え置いた。年間配当は中間・期末各43円の合計86円を見込む。自己株式の取得も進めており、株主還元策を強化する姿勢を鮮明にしている。
曇りがち
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