【ネット論争】やす子氏の「デマ指摘」騒動に弁護士が見解 人気アカウント「椅子とる」氏「操作ミスだった」と釈明

お笑い芸人・やす子氏の投稿をめぐってX(旧ツイッター)上で巻き起こった“デマかユーモアか”を巡る騒動に関し、発端となった投稿を行った人気アカウント「椅子とる」氏が、本紙の取材に対し初めて口を開いた。

■きっかけは一枚の画像

発端となったのは、やす子氏が自衛隊風の制服姿で「働いちゃダメな気温だ」と炎天下で撮影した写真を投稿したことだった。この投稿に対し、「椅子とる」氏は「やす子優しすぎるだろ」とのコメントとともに、絵文字をモールス信号に見立てた画像を添えて引用した。

ネット上ではこのやり取りに賛否が渦巻き、やす子氏は「完全なデマを流すの辞めてほしいですね‥」と反応。これを受けて議論は加熱し、「椅子とる、ついにデマに走ったか」といった批判的な声から、「ネタツイにそこまで過剰反応するのか?」と冷静さを求める意見まで、世論は真っ二つに割れた。

■「投稿は操作ミス」と釈明

この件に関し、本紙の取材に応じた椅子とる氏は、件のモールス信号画像について次のように説明した。

「実際は、友人とモールス信号について話しており、『もしこれがモールス信号だったら』という趣旨で画面を見せたところ、操作を誤って投稿してしまいました」

あくまで私的な会話の延長であり、投稿そのものは意図的ではなかったという。

また、やす子氏からの返信については「反応するんだなと思いました」と淡々とした感想を述べ、「やす子さんにとっては不要な騒ぎになってしまい、申し訳なく思います」と謝意も示した。

■法的責任は「極めて低い」

編集部はまた、江東区に事務所を構える坂田弁護士にも見解を求めた。坂田弁護士は「やす子さん側に落ち度は見当たりません。一方で、椅子とるさんの投稿についても、仮に意図的に情報を流したとしても、法的責任を問われる可能性は低い。現状ではあくまでユーモア表現の範囲内と見るべきです」として、表現上の“解釈の相違”であるとの立場を示した。

この見解について椅子とる氏は、「問題はないと考えていましたが、法的問題として議論されている現状を受け、軽率だったと反省しています」とコメントした。

■「笑える嘘」は“ユーモア”

今回の騒動は、ネット上における“ユーモア”と“デマ”の境界線を改めて浮き彫りにした。

椅子とる氏は、「単純に笑える嘘はユーモアになると思います。嘘だと分かりやすく、かつ誰かに迷惑をかけないことが、デマではなくユーモアになるために必要」としたうえで、過度な解釈や誤解を招かない表現の在り方に配慮すべきと語った。

また、ネット上で名前が取り沙汰されていたタレントについて、「Aマッソの加納さんとトンツカタンの森本さんは、本件の投稿には関わっていないということを伝えたい」と、一部で誤解されている点についても明確に否定した。

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