セレンディップ・ホールディングス株式会社(名古屋市中区)は2日、連結子会社である天竜精機株式会社(長野県駒ヶ根市)の新たな代表取締役社長に、同社取締役の岩田正樹氏(65)が同日付で就任したと発表した。製造業界における労働力不足への対応や生産工程の高度化を見据え、自動化技術と省人化ソリューションの一層の強化を図る。

画像 : 天竜精機株式会社ロゴ
天竜精機は、電子コネクタや自動車部品、医療機器向けの専用自動機を設計・製造してきた装置メーカーで、開発から梱包まで一貫して担う技術力を強みとする。特に、近年は多品種少量生産や高精度加工のニーズに応じた個別対応を進めており、グループの成長ドライバーとして位置づけられている。
岩田氏は、1982年にオリンパス光学工業(現オリンパス)へ入社後、科学機器や産業用内視鏡の製造分野に長年従事。製造工程の自動化や生産性の向上に取り組み、同社科学製造本部の本部長も務めた。2019年より天竜精機の取締役として経営に参画し、注文生産型モデルに量産品の製造手法を導入するなど、現場改革を推進してきた。
就任にあたり岩田氏は、「省人化をテーマとする自動化ソリューションを通じて、社会課題の解決とステークホルダーへの貢献を両立させたい」と意気込みを語った。今後はセレンディップのコンサルティング事業部や、同社グループ会社で協働ロボットを扱うロボクロスマーケティング株式会社(名古屋市)と連携し、省人化のトータル提案を強化していく方針だ。
セレンディップ・ホールディングスは、経営再生や事業投資を手がける独立系の企業グループ。ものづくり現場の自動化・DX支援を中核戦略に据えており、今後もグループ各社の連携による付加価値創出を目指すとしている。 #愛知県 #名古屋市 #事業
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