富山県富山市に本拠を置く工作機械製造の株式会社リサーチアンドデベロップメントが、5月26日付で富山地方裁判所から破産手続開始決定を受けたことが分かった。負債総額は約3億3000万円に上る見通し。
同社は2015年、「NFA R&D」の商号で設立。各種検査装置や自動省力化装置、治具などの設計・製作を主力とし、ピーク期の2021年8月期には売上高が2億円を突破するなど、事業を拡大してきた。しかし、近年は競争激化による受注の減少で業績が悪化。債務超過に陥り、資金繰りが急速に悪化したことで、事業継続は困難と判断し破産申請に至ったとみられる。
富山県内でも工作機械や検査装置分野の競争は厳しさを増しており、同社の破産は地域の関連業者や雇用にも影響が及ぶ可能性がある。裁判所の監督下で破産管財人による手続きが進められる見込みだ。
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